APUのキャンパスでは、学生がティーチングアシスタント(授業の進行補助)やライブラリーアシスタントなど、学生生活にかかわる様々な面で学生スタッフとして活躍しています。
 今回は、その高い技術から学内の情報基盤を幅広く支えている情報システムアシスタント(情報SA)の仕事をリポートします。情報SAは、補助的な役割に留まらず、その業務の中で一人一人の学生が向上心を持ってIT技術の修得に努めており、大学の教育現場におけるインターンシップとしての役割も果たしています。




新任教員への情報システムに関する講習会のサポートも情報SAが行っています。



Yerikho
(APM2回生、インドネシア)


 ITのスペシャリストを目指しているので、この仕事は将来に向けての実践として役立っています。パソコン操作のサポートだけでなく、職員と国際学生との英語通訳も担当しています。また、インドネシアは時間にあまり正確でないという文化性がありますが、この仕事を通じてタイムマネジメントの大切さを痛感しています。各種コンピュータ関連の講習会のサポート業務が中心なので、SA同士のチームワークも必要とされ、働きながらコンピュータの専門知識が学べるだけでなく、仕事をする上で大切なコミュニケーションの取り方や考え方も学んでいます。
 


近藤 礼佳
(APM4回生、日本)


 入学間もない頃、パソコンの使い方が解らない私に、当時の情報SA担当の方が丁寧に教えてくれたのがきっかけでこの仕事に興味を持ちました。もともと趣味程度のパソコン技術でしたが、3種類の情報関連授業を受講して技術を習得し、3回生の時に情報SAに応募しました。仕事中は的確な問題解決ができるように、細やかなヒアリングを心がけています。技術的な面で解らない時には、先生方にアドバイスをいただけるので、自分のスキルアップにもなっています。
 


 情報システムアシスタントは、学内では通常「情報SA」と呼ばれています。主な仕事は、情報処理施設におけるコンピュータ使用時の様々な問題の解決をサポートすることです。

 技術的なトラブルにも対応するために、コンピュータスキルが求められる仕事です。さらに、講義や学内イベントの撮影、情報系授業における教員補助にはじまり、教員対象のオンライン教材作成の講習会のサポート、「APU Net-Guide」※や各オフィスのWeb page作成のサポート、および学生対象の情報処理施設の使用方法講習会など、その仕事は多岐にわたっています。


※APUの情報システムの利用ガイド




 新任の教員向けに、学内のオンライン学習ツールであるWebCTの講習会をメインに行います。初級、中級とクラスがあるので、レベルに合わせた講習およびそのサポートを行っています。
 また、教員がWebCTでコースを作成する際のサポートも行っています。



 学生の皆さんがパソコンを自由に利用できるマルチメディアルームでは、パソコンのトラブルサポートやメンテナンスなどを行います。




情報オリエンテーションの講師&サポート
新入生を対象としたパソコンやキャンパスターミナルの使い方の指導



 仕事内容はMMR(マルチメディアルーム)と基本的に同じですが、学生の他に教員への対応を行うことから、対応内容の幅が広がり、より専門的な知識が必要となります。


授業で使うカメラや三脚などの機器の貸し出しも担当しています。



セメスター毎(3月・9月)に募集を行っています。
1回に10名程度募集しますので、興味を持った方、ぜひ一緒に働いてみませんか?
詳しくは、D棟1階メディア・センター事務室まで。


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