【プログラム概要】
大学全入時代を迎える近年、学生の学習意欲の低下や目的意識の希薄化が問題視される一方、大学は国際競争力を高め、グローバル社会で通用する人材の育成を求められており、高等学校から大学への移行や転換、初年次学生への支援など、包括的な初年次教育の重要性に対する認識が深まっています。
学士課程教育の再構築をはかり教育の質を高めるため、以下の取り組みを通して、大学生活への円滑な移行と適応、大学の基本理念および歴史の理解と大学への帰属意識(アイデンティティ)の形成、大学におけるアカデミック・スキルの獲得を目指します。
「新入生オリエンテーション」を含めた 初年次教育全体の総合化と体系化の推進
上記の目的を具体化するため、1年次演習科目「新入生ワークショップI・II」に加えて、新たに少人数編成による初年次教育セミナー「APU入門(正課・2単位)」を設置し、学習意欲や目的意識の向上、主体的・能動的学習スタイルの形成など「学びの転換」をはかるとともに多文化ラーニング・コミュニティの形成を促進する。エンロールマネージメントの考えに基づき、全学的に取り組む体制を整備する。
|